論理ドライブの変更(マイグレーション)
論理ドライブのマイグレーションを実行すると、次のことが行えます。
- RAIDレベルを他のRAIDレベルに変更することができます。
- 論理ドライブの容量を拡張することができます。
注意:ほとんどのオペレーティングシステムは Online Capacity Expansion (OCE) をサポートしています。
OCEは、システムを再起動することなく拡張された論理ドライブに容量を追加する機能です。
マイグレーションを行うには、ツリービューで論理ドライブ(
)を選択し、「マイグレーション」より開始します(「編集」ボタンのプルダウンメニューを使用するか、または右クリックします)。ダイアログボックスが開き、「パラメータ」タブおよび「レイアウト」タブが表示されます。
- プルダウンメニューより、RAIDレベルを選択します。 ※RAIDコントローラの種類よって選択できるRAIDレベルが異なります。
- 「レイアウト」タブより、物理ドライブの追加を行います。(設定可能な場合に限ります。) 物理ドライブ選択後「追加」ボタンをクリックして論理ドライブに追加します。その後「適用」ボタンをクリックして変更内容を確定します。
「適用」ボタンをクリックした後、再度確認のメッセージが出ますが、そのときに「キャンセル」をクリックすると変更は反映されません。
論理ドライブの変更を行う場合には、以下の制限があります。
- コントローラによっては、変更できるRAIDレベルが異なります。変更したいRAIDレベルが選択できない場合は、一度、論理ドライブを削除し、新たにそのRAIDレベルで論理ドライブを再構築する必要があります。
- マイグレーション後のドライブ容量は現在の容量と同じか、またはそれ以上の容量にする必要があります。また、変更するRAIDレベルによっては、現在搭載されているディスク本数では容量の確保が難しくなる場合があります。その場合は、ドライブ容量を確保するためにディスクを1つ以上追加してください。
参考:論理ドライブ名は、コントローラに応じて、論理ドライブのプロパティ(「設定」タブ)で変更できます。